05491-190501 お料理教室に1年通ったので習ったメニュ3品を初めて自分で料理してみた理由
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ちょうど1年経過しました。1ヶ月に4回、12ヶ月で48回のレッスンを受講。1回のレッスンで3品ずつ習うので、トータル144品、習ったことになります。
そろそろ自分でも作ってみてもいいかしら。
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大学3年の時に「写真を始めよう」と思い立ち、毎月発売される写真・カメラ関係の雑誌をすべて隅から隅まで読み、バックナンバーを3年分取り寄せてすべて読み、図書館にあった写真関係の書籍を端から端まで全て読み、写真集にあらかた目を通して1年後、大学4年の時に「よし、これで写真を写せる」と思ってカメラを買って撮影を始めたのと同じようなもの。当時、そのように資料を読み漁っている間、一度も写真を撮っていません。そもそもカメラを持っていませんでした。1年間、書物から学んでから初めてカメラを買い、初めて撮影しました。
カメラを買った後は、自宅内の観葉植物などに向かってマニュアルでピントを合わせ、フィルムを入れずにシャッターを切りまくりました。つまり基本の撮影フォームを身につけるため、撮影の「素振り」をしたのです。
何かのスキルを身につけるには、閾値を超えるまで、知識の蓄積と動作の繰り返しを継続することが必要だと考えています。もちろん、考えながら、できれば良き師に師事して。 これは大学におけるshio.iconの授業でも学生たちに対して実践しています。shio.iconの授業では条文の読み方をなんども繰り返します。論述のスキル、判例を読むスキルなど、すべてのスキルを繰り返しによって身に着ける。
お料理も同じ。
1年間、48回のレッスンで色々と学んだ断片が、知識面においてもスキル面においても統合されて、自分のものとなってきているはず。そんな自分を信じて、「初めて」のお料理。
昨年5月に習い始めて以来、1年間、習ったお料理のうちの1品か2品を自分で作ったことはあります。でも1回のレッスンで習った3品を一度に作ったことはありません。今回初めて、3品を同時に自分で作ってみました。
1品や2品を作るより、3品を並行して作り、同時に食卓に並べる方が難しい。3品分の手順を「編む」必要があるからです。
そこで役立つのが写真。レッスン中、手順を撮影しています。その写真を時間順に見直して、3品すべての「総手順」をなんども脳内シミュレイションしてからお料理スタート。
料理している間、ほとんどレシピを見ませんでした。人前で話をする時に絶対に原稿を読まない、人前で演奏する時に絶対に譜面を見ない、というのと同じ（ただし本番以外の練習中はチラ見はOK）。学生たちにも発言する時に原稿などを一切見ずに相手の顔を見て話すよう指導しています。
レシピには各料理の手順が個別に書かれています。3品の「総手順」は自分で組む必要があります。料理経験の乏しいshio.iconにはそこが最も難関。それを学べるのがお料理教室の面白さの一つです。だから写真で記録。
選んだのはこれ。
（パルメザンチーズとパセリは忘れて写真を撮影したので、後からかけました）
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「3品ともすごく美味しい。お父さん、最近、腕上げてるね」
最高の褒め言葉、いただきました。ありがとう。
継続は力なり。
これからもお料理教室、続けます。
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